僕らはみんなけんもうくん

駄目高校生のなんやかんや

ぼくらはみんな(ヽ´ん`)だ

底辺高校生の映画レビュー『学校』

高校生の時に見た映画って覚えてる?

どうもブロガーであることしか誇ることのない底辺高校生のドラのびです

このブログも2年続けて読者数2人なのは笑える話ですね

 

実は映画が好きな僕がふと思った事なんですけど

 

高校生の時に見る映画って一生の思い出にならない?

 

これは持論なんですが、人間って年を取れば取るほど経験すること体験することが新鮮に感じられなくなっていくんです。

自分が3歳 とか4歳だった頃はアンパンマンの紙芝居でワクワクできたのに

年を取った今そんなものを見せられても苦行に感じますよね?

 

つまりアンパンマンを楽しめるのは子供の時だけ!

人間ってのは年を取れば取るほど感じ方ってのが変わってきます

 

つまり高校生でいられるのは人生のほ~~~~んのちょっとの限られた時間

 

高校生には高校生にしか感じられない特別な何かがあるんです

その高校生にしか存在しないフィーリングで映画をレビューしようって企画がこれです。

 

底辺高校生の僕が今のうちに出来ることないかなって考えて思いつきました(ブログの良いネタになりましたね)

 

※でも僕人生の中でレビューなんてまったくしたこと無いんで、文章力皆無なのは多めに見てください・・・

 

学校はぜんぶが暖かい映画

f:id:doranobic:20180322034224j:plain

製作年:1993年
上映時間:128分
ジャンル:ヒューマンドラマ、青春
監督:山田洋次
キャスト:西田敏行新屋英子裕木奈江竹下景子 etc

 主演は探偵ナイトスクープでお馴染み西田局長です、俳優としては釣りバカ日誌の印象が強い人ですよね。

僕はこの人の演技ってあんまり見たことないんですけど、この映画を見てから名優だなって悟りました。

 

 この映画の舞台は夜間中学校です、夜間中学校ってなんじゃらほい?な人はこちら

公立中学校の夜間学級。戦後の混乱期に、昼間に働き学校に通えない子どものために開設され、1950年代半ばのピーク時には全国で約90校あったとされる。 働く子どもの減少に伴って減り、今は千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫奈良、広島の8都府県に31校あり、在籍者数は2014年5月時点で約1850人。主に中学を卒業できなかった高齢者外国人が学んでいる。                出典 朝日新聞掲載「キーワード」

 つまりここに通う大半の人が、思春期の時に様々な事情で学校に通えず学び直しの場を求めてこの学校に来たわけです。

あまり他には無い舞台設定ですが、夜間中学校だからこそのドラマがあるのです

 

生徒は 韓国人のおばあちゃん 元ジャンキー 中国から来た青年 学の無い若者 元不登校児だった少女 知的障害を抱えてる男 カタカナの書けない中年

と、他の学校映画ではなかなか無いアベレージから外れた人々です

 

どの生徒も様々な諸般な事情を抱えていますが、どれも共通してるのは社会的地位があまり高くないこと。

 

そして物語はオムニバス形式で一人ひとりの人生、過去そして担任の主人公黒井との思い出が掘り下げられていきます。

 

ぼかぁ的お気に入りキャラ

個人的に印象に残ってるのが、クラスで最年少の少女えり子の話

物語序盤は優等生で笑顔が眩しい彼女なんですが。

 

 

夜間中学校に入ろうと訪ねてきた当初はこんな感じでした

f:id:doranobic:20180322044439j:plain

昼休みの時のぼかぁかよ!!

 

僕はこんな顔しながら昼休みにスマホ2ちゃんねるを見てます、絵に描いたような底辺高校生ですね

 

この少女中学に全く通わずに不登校だったそうな

こういう人を「形式卒業者」と言って昔は夜間中学に入学できなかったそうなんですが、現在は法改正されて実際に夜間中学に入学するケースもあるんだそうです

 

そして彼女は次第に成長していって、クラスで一番の優等生になります

f:id:doranobic:20180322045043j:plain

静香ちゃんみたいな少女が、挫折してそれを乗り越えて学校に馴染むっていうサクセスストーリーは、ぼかぁの胸にグッッッッときますね(こういうのを静香ちゃんクライシスって言うとか言わないとか

 

ボーイフレンドもできて友達を引き連れて海へ行くシーンが印象的でした

f:id:doranobic:20180322045625j:plain

やっぱり笑顔がステキですね。

 

この物語のキーパーソンはイノさん

物語の途中から、カタカナが書けない掛け算が出来ない学の無い中年のおじさんイノさんが出てきます。

f:id:doranobic:20180322050403j:plain

ところがこのおじさん凄い行動力の持ち主で、たまたま献血に出ていた医者に頭が良さそうという理由から「自分みたいに学が無い男に、字の読み書きを教えてくれる所は無いのか」と尋ねてこの夜間中学校に辿り着きます。(この精神を見習いたい

f:id:doranobic:20180322050407j:plain

 教卓で教場について熱く語るこのシーンは日本映画界きっての名シーンではないでしょうか。

 

この映画を見て感じたこと

 まず何よりも90年台の空気感と夜間中学校って舞台が最高にマッチして温かい雰囲気だよね、全体的に人の頭の中にあるセピア色をした古い思い出を見せられてる気分だったけど。

ぼかぁノスタルジックが何よりも好きだったからほのぼのしながら見れたよ。

 

この映画の根本にあるテーマは学校です、だから夜間中学校は遠い世界に感じられるかもしれないけど今学校に通ってる人、もしくは通いたい人は見るべき作品ですね

 

既存にとらわれない学校のあり方とか、そこに通ってる人の苦労や人生

差別や偏見を乗り越えて何故、また学び直したいと思ったのか

 

学校とは何なのか、学ぶということは何なのか、幸せとはなんなのか。という投げかけが何度もこの映画から出されます。

 

この映画を見る前は夜間中学校についてはまったく無知だったんですけど

少しばかり興味が出てきましたね、今度ドキュメンタリーでも見てみようかな

 

最後にこの映画の随所に出てくるこの笛の優しい音色は最高でした